From 68e11165f1d819c8d0c3ff3f6cae33ed2b45dd29 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: JazzyNico Date: Fri, 29 Jan 2010 16:28:14 +0100 Subject: [PATCH] Tutorials. Tips and Interpolate (new) Japanese translations. --- share/tutorials/Makefile.am | 1 + share/tutorials/tutorial-interpolate.ja.svg | 609 ++++++++++++++++++++ share/tutorials/tutorial-tips.ja.svg | 122 ++-- 3 files changed, 669 insertions(+), 63 deletions(-) create mode 100644 share/tutorials/tutorial-interpolate.ja.svg diff --git a/share/tutorials/Makefile.am b/share/tutorials/Makefile.am index 881cded41..a9f0e0dd3 100644 --- a/share/tutorials/Makefile.am +++ b/share/tutorials/Makefile.am @@ -105,6 +105,7 @@ tutorial_DATA = \ tutorial-interpolate.de.svg \ tutorial-interpolate.fr.svg \ tutorial-interpolate.hu.svg \ + tutorial-interpolate.ja.svg \ tutorial-interpolate.pl.svg \ tutorial-interpolate.sl.svg \ tutorial-interpolate.vi.svg \ diff --git a/share/tutorials/tutorial-interpolate.ja.svg b/share/tutorials/tutorial-interpolate.ja.svg new file mode 100644 index 000000000..1b5690d29 --- /dev/null +++ b/share/tutorials/tutorial-interpolate.ja.svg @@ -0,0 +1,609 @@ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + image/svg+xml + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + Use Ctrl+down arrow to scroll + + + + ::補間 + +Ryan Lerch, ryanlerch at gmail dot com + + + + + + このドキュメントは、Inkscape の補間エクステンションの使い方について説明しています。 + + + はじめに + + + + + + + 補間エクステンションは、2 つ以上の選択パスの間に対して線形補間を行います。これはすなわち、パスとパスの間の「隙間を埋める」、および指定されたステップ数に従ってそれらを変形することを意味します。 + + + + + + + 補間エフェクトを使用するには、変形したいパスを選択し、メニューから エクステンション > パスから生成 > 補間 を選択します。 + + + + + + + このエフェクトを呼び出す前に、変形したいオブジェクトを パス に変換しておく必要があります。パスへの変換は、オブジェクトを選択し、パス > オブジェクトをパスへ を選ぶ、または Shift+Ctrl+C を押します。選択オブジェクトがパスではなかった場合はこのエフェクトは何もしません。 + + + 2 つの同じパス間の補間 + + + + + + + 補間エフェクトの最も簡単な使い方は、同じ形状の 2 つのパスの間を補間することです。このエフェクトが呼び出されると、2 つのパスの間のスペースがオリジナルのパスの複製で埋められます。何個の複製を配置するかをステップ数で指定します。 + + + + + + + 例えば、以下のパスに注目してください: + + + + + + + + + + + この 2 つのパスを選択し、イメージの下に表示されている設定で補間エフェクトを実行してみましょう。 + + + + + + + + + + + + + 指数: 0.0補間のステップ数: 6補間の方法: 2補間終端パスを複製する: チェックマークなしスタイルを補間する: チェックマークなし + + + + + + + 上図のように、2 つの円形のパスの間のスペースが 6 (補間のステップ数) 個の複製された円形のパスで埋められます。これらの図形はグループ化されることも覚えておいてください。 + + + 2 つの異なるパス間の補間 + + + + + + + 補間が 2 つの異なる形状のパスに対して実行されたとき、プログラムはそれぞれのパスの形状も補間します。その結果はパスとパスの間を指定された補間のステップ数の規則性でモーフィングしたものになります。 + + + + + + + 例えば、以下のパスに注目してください: + + + + + + + + + + + 2 つのパスを選択し、補間エフェクトを実行してみましょう。以下のような結果になるはずです: + + + + + + + + + + + + + 指数: 0.0補間のステップ数: 6補間の方法: 2補間終端パスを複製する: チェックマークなしスタイルを補間する: チェックマークなし + + + + + + + 上図のように、円形のパスと三角形のパスの間のスペースが、6 個の、一方から他方への形状が変化するパスで埋められます。 + + + + + + + 2 つの異なる形状のパスに対して補間エフェクトを使用するとき、各パスの始点ノードの位置が重要です。パスの始点ノードを確認するには、パスを選択し、ノードツールを選択します。ノードが表示されますので、TAB を押してください。最初に選択されたノードがパスの始点ノードです。 + + + + + + + 以下のイメージを見てください。上の例と同じパスでノードが表示されています。緑色のノードがそれぞれの始点ノードです。 + + + + + + + + + + + + + + + + + + 上の例 (以下にもう一度示します) はそれらが始点ノードであることによる結果です。 + + + + + + + + + + + + + 指数: 0.0補間のステップ数: 6補間の方法: 2補間終端パスを複製する: チェックマークなしスタイルを補間する: チェックマークなし + + + + + + + 三角形のパスを水平に反転させ、始点ノードの位置を変えると、補間の結果は以下のように変化します: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 補間方式 + + + + + + + 補間エフェクトのパラメータの一つに補間方式があります。2 種類の補間方式が実装されており、新しい形状の曲線の計算方法が異なります。補間方式は 1 か 2 のどちらかが選べます。 + + + + + + + 上の例では、補間方式 2 を使用し、以下の結果になりました: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 補間方式 1 と比べてみてください: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + これら補間方式の計算方法の違いについての説明は、このドキュメントでは割愛します。各方式を試し、あなたが期待した結果に最も近いものを使用してください。 + + + 指数 + + + + + + + 指数 パラメータは、補間の各ステップ間の間隔を制御します。指数 0 はすべての複製を等間隔に配置します。 + + + + + + + 指数 0 の基本的な例では以下のような結果になります: + + + + + + + + + + + + + 指数: 0.0補間のステップ数: 6補間の方法: 2補間終端パスを複製する: チェックマークなしスタイルを補間する: チェックマークなし + + + + + + + 同じ例で指数を 1 にしてみます: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 指数を 2 にしてみます: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + そして指数が -1 の場合は以下のようになります: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 補間エフェクトで指数を使用する場合、オブジェクトを選択した順番が重要になります。上の例では、左の星形のパスが最初に選択され、右の六角形のパスが次に選択されています。 + + + + + + + 右のパスを最初に選択した場合の結果を確認してください。指数に 1 を設定した場合は以下のようになります: + + + + + + + + + + + + + + + 終端パスを複製する + + + + + + + このパラメータは、エフェクトでパスのグループを生成する際に、補間が適用されるオリジナルのパスの複製も生成するかどうかを指定します。 + + + スタイルを補間する + + + + + + + このパラメータは補間エフェクトの賢い機能の一つです。この機能は各ステップのスタイルの変更を試みます。最初のパスと最後のパスの色が異なる場合、生成されるパスの色も徐々に変化します。 + + + + + + + 以下はパスのフィルにスタイルの補間機能が適用された例です: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + スタイルの補間はパスのストロークに対しても作用します。 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + もちろん、始点および終点のパスは同じ形状でなくても構いません。 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 補間を利用して不規則な形状のグラデーションぽく見せる + + + + + + + Inkscape では (まだ) 線形 (直線) および放射状 (円状) 以外のグラデーションを作成できません。しかし、補間エフェクトとスタイルの補間を利用してそれっぽく見せることができます。簡単な例を以下に示します — 異なるストロークの 2 つの線を描きます: + + + + + + + + + + + そしてそれらの線の間を補間すると、グラデーションのようになります: + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 最後に + + + + + + + ここまで紹介したように、Inkscape の補間エフェクトは強力なツールです。このチュートリアルでは本エフェクトの基本的な部分にしか触れていませんが、自分で触ってみることこそが補間についてより深く知る最も良い手段となるでしょう。 + + + + + + + + + + image/svg+xml + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + Use Ctrl+up arrow to scroll + + + + diff --git a/share/tutorials/tutorial-tips.ja.svg b/share/tutorials/tutorial-tips.ja.svg index 38f689072..6e2466371 100644 --- a/share/tutorials/tutorial-tips.ja.svg +++ b/share/tutorials/tutorial-tips.ja.svg @@ -304,8 +304,7 @@ - inkscape -i area-id -t filename.svg - + inkscape -i area-id -t filename.svg @@ -484,206 +483,203 @@ - By default, an imported bitmap (e.g. a photo) is an image element which is not -editable by the Node tool. To work around this, convert the image into a rectangle with -pattern fill by Object to Pattern (Alt+I). This will -give you a rectangle filled with your bitmap. Now this object can -be converted to path, node-edited, intersected with other shapes etc. In -Inkscape Preferences (Misc tab), you can set the -option of always importing bitmaps as pattern-filled rectangles. - + デフォルトでは、インポートしたビットマップはノードツールで編集できない image 要素になります。これを編集するには、画像に オブジェクトをパターンに コマンド (Alt+I) を使用します。これでビットマップが フィル になった矩形に変換されます。オブジェクトはこれでパスへの変換、ノード編集、他のシェイプとの交差などが行えるようになります。Inkscape の設定 の その他 タブで、常にインポートしたビットマップをパターンとしてフィルにした矩形とするよう設定できます。 - - XML エディタの隠し機能 + + XML エディタの隠し機能 - + - XML エディタでは外部のテキストエディタを使用せずに、ドキュメントをほとんどすべての面から変更できます。また、Inkscape は GUI から編集できるよりも多くの SVG 機能をサポートしています。例えば、現在マスクとクリッピングパスを作成および編集する GUI は用意されていませんが、表示をサポートしています。XML エディタはこれらの機能を操作する一つの手段です (もしあなたが SVG についてご存知ならば)。 + The XML editor allows you to change almost all aspects of the document without using an +external text editor. Also, Inkscape usually supports more SVG features than are +accessible from the GUI. The XML editor is one way to get access to these features (if +you know SVG). + - - ルーラの単位の変更 + + ルーラの単位の変更 - + デフォルトテンプレートでは、ルーラで使用される単位は px (「SVG ユーザ単位」、Inkscape では 0.8pt または 1/90 インチ) です。これは座標の表示や単位メニューの初期値に使われています (マウスポインタをルーラの上に移動させると使用している単位がツールチップに表示されます)。これを変更するには、ドキュメントの設定 (Ctrl+Shift+D) を開き、ページ タブの デフォルト単位 を変更します。 - - スタンプ + + スタンプ - + オブジェクトの複製を素早く作成するには、スタンプ 機能を使います。オブジェクトをドラッグ (または拡大縮小や回転) し、マウスボタンを押している間に スペース キーを押します。その時点でのオブジェクトが「スタンプ」として残ります。好きなだけこれを繰り返せます。 - - ペンツールの裏技 + + ペンツールの裏技 - + ペン (ベジエ) ツールで描画中の線を完了させるには以下のオプションがあります: - - + + Enter キーを押す - - + + マウスの左ボタンでダブルクリックする - - + + ペンツールを再度選択する - - + + 他のツールを選択する - + パスが完了していない間 (描画した線が緑色、現在のセグメントは赤色) は、オブジェクトはまだドキュメント上に存在していないことに注意してください。従って、それをキャンセルするには、元に戻す のではなく、Esc キー (パス全体をキャンセル) または Backspace キー (未完了のパスの最後のセグメントのみ削除) を使用します。 - + 既存のパスに新規にサブパスを追加するには、パスを選択し Shift キーを押しながら任意のポイントを描画してください。しかし、既存のパスを伸ばしたいだけならば、Shift を押す必要はありません。単に選択したパスの終点から描画を開始してください。 - - Unicode 値の入力 + + Unicode 値の入力 - + テキストツールでは、Ctrl+U を押すことで Unicode と通常モードを切り替えます。Unicode モードでは 4 個の 16 進数のグループを入力することで Unicode 1 文字になりますので、(あなたがそれらの Unicode を知っており、フォントがサポートしている限り) 任意の記号を入力する事ができます。Unicode 入力を終了するには Enter キーを押します。例えば、Ctrl+U 2 0 1 4 Enter で emダッシュ(—) が挿入されます。何も入力せずに Unicode を抜けるには Esc キーを押します。 - - アイコン描画のためのグリッドの使用 + + アイコン描画のためのグリッドの使用 - + 24×24 ピクセルのアイコンを作成したい場合は、24×24px のキャンバスを作成 (ドキュメントの設定) し、グリッドを 0.5px (48×48 のグリッド線に設定) します。フィルのオブジェクトを偶数のグリッド線に、ストロークのオブジェクトを奇数のグリッド線に配置したら、それをデフォルトの 90dpi (1 px は 1 ビットマップピクセルになります) でエクスポートします。するとアンチエイリアスのかかっていないビットマップ画像が出来上がります。 - - オブジェクトの回転 + + オブジェクトの回転 - + 選択ツールの時に、オブジェクトをクリックすると、拡大縮小の矢印が表示され、そのオブジェクト上で再度クリックすると回転およびシフトの矢印が表示されます。角の矢印をクリックおよびドラッグすると、オブジェクトはその中心を軸 (+印が表示されます) として回転します。Shift キーを押すと、対角を軸として回転します。回転軸はドラッグで好きな位置に置くことができます。 - + また、キーボードから [ および ] キーを押すと 15°ずつ回転し、Ctrl+[ および Ctrl+] キーを押すと90°ずつ回転します。Alt キーを押しながらだと、ピクセルサイズ単位のゆっくりとした回転になります。 - - オブジェクトパレットとしての「開く」ダイアログ + + オブジェクトパレットとしての「開く」ダイアログ - + もしあなたが、他のドキュメントで再利用するための、数多くの小さな SVG ファイルを持っているなら、「開く」ダイアログをパレットのように利用できます。SVG ソースが入っているディレクトリをブックマークリストに追加しておくと素早くアクセスできます。そのディレクトリ内をプレビューで探します。目的のファイルが見つかったら、それをキャンバスにドラッグすると、現在のドキュメント上にインポートされます。 - - 影を落とす + + 影を落とす - + (訳注: Inkscape 0.47 では「フィルタ」→「光と影」→「影を落とす」でできます) Inkscape はガウスぼかし SVG フィルタをサポートしていますので、オブジェクトにぼかした影を落とすのも簡単にできます。オブジェクトを選択し、Ctrl+D で複製を作成し、PgDown でオリジナルオブジェクトの真下に置き、それをオリジナルオブジェクトの斜め下にずらします。フィル/ストロークダイアログを開いて、「ぼかし」値を変更します。 - - パス上にテキストを置く + + パス上にテキストを置く - + 曲線に沿ってテキストを配置するには、テキストと曲線を一緒に選択し、「テキスト」メニューから テキストをパス上に配置 を選びます。テキストはパスの先頭からパスに沿って表示されます。一般に、テキストを沿わせるにはそれ用にパスを作成するのが最適です。 - - オリジナルを選択する + + オリジナルを選択する - + パス上に配置したテキスト、リンクオフセット、あるいはクローンがある場合、場合によってはそれらのもととなるオブジェクト/パスを探すのが難しくなるかもしれません。なぜなら、それは直下にあるとか、見えなくしている、あるいはロックされているかもしれないからです。マジックキー Shift+D がそれを助けてくれます。テキスト、リンクオフセット、あるいはクローンを選択し、Shift+D を押すと対応するパス、オフセットソース、あるいはクローンオリジナルが選択されます。 - - 画面の外に出てしまったウィンドウの回復 + + 画面の外に出てしまったウィンドウの回復 - + ドキュメントを解像度のやディスプレイの数が異なるシステムに移動した場合、Inkscape がウィンドウの位置を記憶しているために、画面の外にウィンドウが表示されてしまうかもしれません。その時は (タスクバーなどを使って) ウィンドウを全画面化して保存し、再び開いてください。Inkscape の設定 の ウィンドウ タブでウィンドウの位置とサイズの保存をしないように設定すれば、この問題を回避できます。 - - 透明、グラデーション、そして PostScript エクスポート + + 透明、グラデーション、そして PostScript エクスポート - + PostScript や EPS 形式は透明度をサポートしていません。なので、それを決して PS/EPS にエクスポートしないでください。均一な透明データが単一色を覆っている場合は簡単に解決できます。透明オブジェクトを選択し、スポイトツールに切り替え (F7)、「採取」(不透明度の採取モード) をオフにして、同じオブジェクトをクリックします。表示色が採取され、オブジェクトの背後に割り当てられますが、この時点で透明度は存在しません。すべての透明オブジェクトでこれを繰り返します。透明オブジェクトがいくつかの色の領域を覆っている場合、それに応じて透明オブジェクトを分割し、それぞれにこの手順を適用します。 - + グラデーションの PS/EPS へのエクスポートはテキスト (テキストがパスに変換されている場合を除く) やストロークの塗りに対しては機能しません。また、透明度は PS/EPS へのエクスポートでは失われるので、例えば不透明な青から 透明な青へのグラデーションなどは使用できません。次善の策として、グラデーションを不透明な青から不透明な背景色に置き換えてください。 - + -- 2.30.2